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クローズドループ式フィードバック制御技術
クローズドループ式フィードバック制御OmniCure® S2000のクローズドループ式フィードバック制御は、LUMEN DYNAMICS社独自の技術で、これにより時間経過に拘わらず安定したUV硬化プロセスを確実に行うことが可能です。同技術では、装置の照射レベルを継続的にモニターして、常に設定された出力値を保持します。ランプ全体の照射出力は時間経過と共に低減しますが、当装置では、自動的にアイリス調整を行い、ランプの出力低下を補正して正確で安定した照射出力を維持します。

クローズドループ式フィードバック制御技術がなぜが必要なのでしょうか?
クローズドループ式フィードバック制御はUV接着工程の時間とコストを軽減します。

クローズドループ式フィードバック制御技術比較優れた硬化プロセスを構築するには、まず、部品品質を均一に保持するために同じ工程を正確に繰り返すことが重要になります。 スポットキュア装置に使用されているショートアーク水銀ランプは時間経過とともに減衰しますので、プロセスの照射レベルは変動します。したがって、スポットキュア装置は常時光量を調整する必要があり、そうしなければ、照射レベルが徐々に低下して製造部品が不合格になってしまうことが考えられます。 UVスポットキュア装置の照射出力をモニターしてそれを維持するには2つの方法が考えられます。

1. マニュアルによる試験と調整
一つは、マニュアル操作でUVキュア装置の照射出力を試験して必要に合わせて調整する方法です。この方法ではUV装置をラインから切り離して、取付治具からライトガイドを取り外してラジオメーターに接続し、光量を測定します。ラジオメーターの数値を基準として、それがプロセスの設定値に合致するまで手動で出力を調整します。 調整終了後、ライトガイドは再度取り付けられUV装置をラインに戻します。

プロセスに求められる照射レベルの精度や部品合格率の重要性によっては、この試験を毎日、またはそれ以上の頻度で実施する必要があります。効率的な方法とは言えないかもしれません。また、作業者がライトガイドとUV装置を頻繁に取り扱うので人為的なエラーが起きる可能性が考えられます。もし、試験で照射レベルがプロセスの許容値以下だったと判明した場合に、最近の試験以降に製造した全ての部品を不合格として 破棄せざるをえなくなるかもしれません。

2. クローズドループ式フィードバック制御技術
OmniCure® S2000のクローズドループ式フィードバック制御技術は、UV装置の照射レベルをリアルタイムで連続的にモニターして、設定値を維持するために光出力の調整を自動的に行います。UV装置をラインから切り離す必要がなく、作業者の試験に依存することも ありません。光出力のばらつきはなく、照射レベルの低下を心配する必要もありません。照射レベルが設定値から5%以上ばらついた時には作業者にアラームで知らせます。必要な光量を照射できなくなってしまった時は、アラームでランプの取り換えが必要なことを知らせます。

クローズドループ式フィードバック制御技術によって、作業者によるプロセスへの介入を相当分軽減します。 また、UV装置は試験のためにラインから切り離されなくて済むので、生産効率はより向上します。全ての部品への照射レベルは均一なので、廃棄率が低減し、生産性が向上します。 これにより、 UV接着工程の時間とコストを軽減します。

クローズドループ式フィードバック制御はどのように動作するのですか?
OmniCure® S2000には連続してランプ出力の一部をモニターする光センサーを内蔵して います。そこから得られた情報はマイクロプロセッサに送信され、実際のランプ出力値と設定値を比較します。差異がある場合は、実際の出力値と設定出力値が合致するまでマイクロプロセッサがすぐに内部のアイリスを調整します。このプロセスはシャッターが開くごとにリアルタイムで作動します。

クローズドループ式フィードバック制御技術はどのアプリケーションでメリットがあるのですか??
クローズドループ式フィードバック制御技術は、時間とコストを軽減できるので多くのUVプロセスで有効ですが、必ずしも全てのUVプロセスで必要とされる訳ではありません。クローズドループ式フィードバック制御機能が特に有効だと考えられるUVプロセスは以下の通りです。

カテーテル1. メディカル機器製造
製品自体への要求が高く、製造プロセスにおいて認可を伴う非常に厳しい規制があるメディカル機器の製造プロセスに大変有効です。均一で安定した製造プロセスを保持することは医療機器メーカーにとって非常に重要です。

2. 高付加価値製品の製造
高付加価値製品を製造するプロセスでは、部品の廃棄コストは全体の製造コストを圧迫しますので、廃棄率が低減できることは大きな利点になります。

3. 大量生産
大量生産のプロセスにおいて、照射レベルの変化に気付かずに何千個もの部品を製造してしまった場合には廃棄コストは急増します。クローズドループ式フィードバック制御により相当額の製造コストが削減可能です。

4. 全自動化、半自動化の製造ライン
作業者のプロセスへの介入を最少化することで、全自動化、半自動化の製造ラインの生産効率性が向上します。

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