

技術FAQ
Q
現在、プリント基板への防湿コーティング塗布を検討しております。対象材料は粘度が比較的低く、約50mPa・sに希釈された防湿剤であり、膜厚20μm程度での均一塗布を目指しております。
しかしながら、対象となる基板には以下のような実装上の制約と工法上の課題が存在します:
● コーティング必須エリアとNGエリアが混在
● 必須/NGエリアの境界が非常に近接・複雑な形状
● 塗布のはみ出しや飛散はNGとなり非常にシビア
こうした条件下において、コーティング剤のNGエリアへの飛散、にじみや垂れが生じることは避けねばならず、精密な塗布制御および高い再現性が求められます。卓上ロボット(半自動)で検討をしていますが、おすすめの製品を教えてください。
A
推奨構成:SV70 + AXELIA卓上塗布ロボット
上記要件に対しては、コーティング専用バルブ「SV70」と卓上ロボット「AXELIAシリーズ」の組合せを推奨いたします。
コーティング専用バルブ「SV70」の特長

卓上ロボット「AXELIAシリーズ」の特長

防湿剤の微量・精密塗布における課題(低粘度材料、厳しい塗り分け、薄膜均一性)に対し、SV70 + AXELIAの構成は非常に高い親和性を持ちます。 試作検討・デモテストのご要望にも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。