業界別塗布事例 業界別塗布事例

業界別塗布事例

お客様の課題を解決した、精密塗布技術の事例を業界別にご紹介します

自動車・自動車部品

車載センサー部品への2液性エポキシ接着剤塗布で、正確な混合比管理を実現

車載センサー部品への2液性エポキシ接着剤塗布事例

課題背景

ADASや自動運転支援システムの普及に伴い、車載センサーにはこれまで以上に高い信頼性と品質が求められています。センサー素子の固定やケース接着、防水シール用途では2液性エポキシ接着剤が広く使用されていますが、その性能を十分に発揮するためには、主剤と硬化剤を正確な比率で混合しながら塗布する必要があります。

しかし、従来の塗布工程では以下のような課題がありました。

  • 混合比のばらつきによる品質リスク
    2液性エポキシ接着剤は、主剤と硬化剤の混合比が製品性能を左右する重要な要素です。混合比がわずかにずれるだけでも、硬化不良や接着強度低下、防水性能不足などの不具合につながる可能性があります。
    特に車載用途では長期間にわたる耐久性や信頼性が求められるため、安定した混合比管理が大きな課題となっていました。
  • 微小量塗布の再現性確保が難しい
    車載センサー部品では限られたスペースへ微小量の接着剤を塗布する必要があります。塗布量が過剰になると周辺部品へのはみ出しや汚染につながり、逆に不足すると接着強度やシール性能が確保できない可能性があります。
  • 材料ロスとメンテナンス工数の発生
    事前混合方式では、使用しきれなかった液剤が硬化し、材料ロスが発生していました。また、混合部や配管の洗浄作業も必要となり、生産効率低下の要因となっていました。

導入効果

これらの課題に対し、2液用容積移送式高精度マイクロディスペンサーeco-DUOを導入することで、高精度な混合と安定した微小量吐出を実現しました。

  • 混合比管理の課題を改善し、品質のばらつきを低減
    2液性エポキシ接着剤では、主剤と硬化剤の混合比が接着強度や耐久性に大きく影響します。車載センサー部品では、接着剤の混合比がわずかに変動するだけでも、接着強度や防水性能に影響を及ぼす可能性があります。
    eco-DUOは主剤と硬化剤をそれぞれ独立して容積制御しながらリアルタイムで混合するため、±1%以内の高精度な混合比制御を実現します。
    これにより、混合比のばらつきによる硬化不良や接着品質の変動を低減し、車載センサー部品に求められる高い信頼性の確保に貢献しました。
  • 微小量でも安定した吐出性能を実現
    容積移送方式を採用しているため、微小量塗布においても高い再現性を維持できます。センサー部品への塗布でも均一な塗布品質を確保できるようになりました。
  • 材料ロス削減と生産効率向上
    必要な量だけをリアルタイムで混合しながら吐出するため、余剰液剤の発生を抑制できます。

塗布工程動画も公開中

eco-DUOによる2液性エポキシ接着剤の塗布動画

車載センサー部品への微小量塗布や、リアルタイム混合による高精度な吐出工程をご確認いただけます。

導入製品

2液用容積移送式高精度マイクロディスペンサー preeflow® eco-DUO330 / 450 / 600

eco-DUOシリーズは、主剤と硬化剤をリアルタイムに混合しながら吐出できる2液用容積移送式高精度マイクロディスペンサーです。ローター・ステーターによるエンドレスピストン原理を採用し、各液剤を高精度に定量移送したうえで混合を行うため、正確な混合比と吐出量を実現します。

車載センサー部品のように高い品質と信頼性が求められる用途においても、安定した混合・吐出性能を発揮し、高品質な接着工程をサポートします。

  • 主剤・硬化剤を±1%以内の高精度でリアルタイム混合
  • 低粘度から高粘度まで幅広い液剤に対応
  • 動のない安定した連続吐出
  • 圧力、温度、時間の影響を受けにくい高い定量性
  • 微小量塗布から連続塗布まで対応可能
  • 材料ロス削減と品質向上に貢献
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2液用容積移送式高精度マイクロディスペンサー preeflow® eco-DUO330 / 450 / 600