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エンジニアリングなよもやま話
よもやまその1
日本全体で節約すれば、
六本木ヒルズが毎年建つ
矢印
よもやまその2
世界初の一般向けレトルト食品は…?
矢印
ひょんなつながり
チューブのまま使えるチューブ液剤塗布装置
「AUTOTUBE」
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よもやまその1 日本全体で節約すれば、六本木ヒルズが毎年建つ
家電製品のエレクトロニクス化によって、我々の生活は非常に便利になりました。リモコンのボタンを押すだけでテレビのON/OFFが出来たり、炊飯器のタイマーをセットしておけば朝起きた時にはご飯が炊けています。ただ、リモコンの信号を待ち受けたり、タイマーを稼動している時には電力が常時使われているのです。このように電気製品を使っていない時でもコンセントにコードを差し込んでいるだけで消費される電力のことを「待機時消費電力(待機電力)」と言います。  

よもやまその1 古い電気製品ほど待機電力は大きい
主要な電気製品の待機電力を(財)省エネルギーセンターが公表している「待機時消費電力調査報告書」で見てみましょう。
調査対象すべての実測平均値で、()内は1Wの年間電気代を約200円として計算した年間電気代の目安です。
 


主な電気製品 H14年度調査 H12年度調査
ミニコンポ 2.1W(420円) 4.8W(960円)
テレビ 0.5W(100円) 0.8W(160円)
ビデオデッキ 2.7W(540円) 2.4W(480円)
デスクトップパソコン 2.1W(420円) 1.9W(380円)
プリンタ 2.6W(520円) 2.0W(400円)
パソコンネットワーク機器 1.4W(280円) 2.3W(460円)
留守電機能付電話機 4.1W(820円) 4.5W(900円)
電話機子機 1.4W(280円) 1.3W(260円)
携帯電話充電器 0.6W(120円) 0.5W(100円)
洗濯機 0.3W( 60円) 0.3W( 60円)
電気炊飯器 1.4W(280円) 1.7W(340円)
電子レンジ 0.6W(120円) 0.5W(100円)
エアコン 2.3W(460円) 2.4W(480円)
扇風機 1.0W(200円) 0.9W(180円)
浴室換気乾燥機 1.2W(240円) 3.3W(660円)
インターホン 2.7W(540円) 2.5W(500円)
温水洗浄便座 2.1W(420円) 2.1W(420円)
充電式電動歯ブラシ 1.0W(200円) 1.1W(220円)
整水器 1.7W(340円) 2.5W(500円)
合計 31.8W(6360円) 37.8W(7560円)
    
 
よもやまその1 待機時消費電力は日本全体で年間3,000億円!?
仮にこれらの電気製品が1台ずつあって、コンセントにつないだままだとすれば、1世帯当り年間約6,000円強を待機電力のために支払っていることとなります。日本の世帯数を5,000万世帯と仮定すると、日本全体で年間3,000億円となります。これは、あの「六本木ヒルズ」の総工費にも匹敵します。便利さの代償としてトータルで考えれば家計だけでなく、地球環境への影響も少なくありません。待機電力はメーカーの努力により年々減っていますが、逆に言うと年式が古いほど待機電力は大きく、あなどれません。使わない電気製品は「こまめにコンセントから抜く」を心がけたいものです。

我々が本気で努力して待機電力を一気に節減したら、電気料金が値上げになるかもしれません??結局支払う電気代は変わらなかったりして…。
待機時消費電力の電気代は、日本全体で年間3000億円にも!?



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世界初の一般向けレトルト食品は…?
レトルト(パウチ)食品とは、気密性・遮光性のある袋(パウチ)に、調理した食品を詰めて完全に密封(ヒートシール)し、加圧蒸気釜(レトルト)内で加熱殺菌した包装食品のことです。  
よもやまその2 軍用食料として開発され宇宙へ行く
もともとはアメリカで缶詰に代わる軍用食料として1950年代に開発され、アポロ宇宙計画で採用され話題となりました。空気、水、雑菌をシャットアウトする袋で、真空の状態で加熱殺菌してあるため、防腐剤を使用しなくても常温で長期保存が可能です。また、腐敗による廃棄ロスがなく、食べるときは温めるだけと非常に便利です。今では多くの種類の食品がレトルト食品として出回っています。ちなみに、世界初の一般向けレトルト食品は「ボンカレー」だそうです。

宇宙食にもなったレトルト食品ですが、今では「(普通に食)う昼食」かも。
世界初の一般向けレトルト食品は「ボンカレー」



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チューブのまま使えるチューブ液剤塗布装置「AUTOTUBE」
市販のチューブ液剤をそのまま装着して、ダイレクトに塗布作業を行うことが可能なチューブ液剤塗布装置「AUTOTUBE」です。充填の手間が無く、手が汚れない上にゴミや気泡も混入しません。また、エアーの力で液剤を完全に絞り出すので、手作業に比べて手の疲労がなく、無駄もなくなります。  

エアー圧を利用するので手が疲れず作業効率がアップ
チューブ・カートリッジ入りシリコン系または溶剤系接着剤をエアー圧と電源を用いて、誰でも簡単に塗布が可能です。0.5mpaのエアーと100 (200) Vの電源でご使用頂けます。 エアー圧を利用するので手が疲れず作業効率がアップ。
専用コントローラーを利用して塗布量を定量管理することが可能です。

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>> チューブ液剤塗布装置「AUTOTUBE」
チューブ液剤塗布装置「AUTOTUBE」



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