シリンジバルブ
製品紹介

シリンジ塗布の手軽さはそのままに、
吐出をもっと安定

シリンジバルブ
SV22

シリンジ直下に取り付けるコンパクトなニードルバルブ。
液残量の変化による水頭差の影響を抑え、吐出量のばらつきを大幅に改善します。

  • 水頭差による吐出量変動を大幅に改善
  • シリンジに直接取り付けられるコンパクト設計
  • 手作業からロボット・自動化まで対応
  • 瞬間接着剤・嫌気性接着剤など、低~中粘度液剤に対応
シリンジバルブSV22

シリンジ塗布で、こんな課題はありませんか?

  • シリンジ内の液剤が減るにつれて、吐出量が少なくなる
  • 作業途中でエア圧や吐出時間を何度も調整している
  • 塗布開始時と終了間際で、塗布径や線幅に差が出る
  • バルブを設置するスペースが限られている
  • 瞬間接着剤・嫌気性接着剤を含む、低~中粘度の液剤を塗布したい
  • 手作業から量産時のロボット塗布まで、同じ塗布方式を使用したい
シリンジバルブSV22

SV22なら

シリンジ直下に直接取り付けられるコンパクトなニードルバルブです。
液残量の変化による水頭差の影響を抑え、シリンジ塗布で起こりやすい吐出量のばらつきを改善します。

シリンジ塗布の手軽さを活かしながら、吐出安定性の向上と自動化への対応を実現します。

シリンジに取り付けるだけ。簡単セッティング。

シリンジバルブSV22 シリンジバルブSV22

特長1|水頭差による吐出量変動を大幅に低減

一般的なシリンジ塗布では、液剤の残量が減るにつれて圧力条件が変化し、吐出量が少なくなることがあります。

シリンジ内のピストン位置が変化した際の吐出量を比較したところ、SV22は一般的なシリンジ塗布と比べ、液残量の変化による吐出量の低下を大幅に抑制しました。

水頭差による吐出量変化の比較

低粘度液剤の場合
シリンジバルブSV22
高粘度液剤の場合
シリンジバルブSV22

※数値は当社試験条件によるものであり、液剤や塗布条件によって異なります。

ピストン位置
シリンジバルブSV22

試験データで見る吐出安定性

試験液 SV22使用時の吐出量変化 一般的なシリンジ塗布の
吐出量変化
シリコーンオイル
50 cSt
5.00 → 4.60 mg
(-0.40 mg)
5.00 → 1.61 mg
(-3.39 mg)
シリコーンオイル
50 cSt
5.00 → 4.60 mg
( -0.40 mg)
5.00 → 1.61 mg
( -3.39 mg)

繰り返し精度

シリコーンオイル10,000 cStを使用した連続吐出試験では、吐出量のばらつきを±5%以内に抑えました。

特長2|シリンジに直接取り付けられるコンパクト設計

シリンジの直下に取り付けられるため、長いチューブや大きな設置スペースを必要としません。
正面向きの場合はシリンジ幅よりも狭いスペースに設置でき、既存設備への組み込みや、省スペース設備の設計にも適しています。

限られた設置スペースにも組み込みやすく、
既存のシリンジ塗布からスムーズに移行可能
シリンジバルブSV22
30ccシリンジ/シリンジホルダ
取り付けイメージ
シリンジバルブSV22

特長3|手作業からロボット・自動化まで対応

手作業塗布から、外部I/O信号を使用したロボット塗布・自動機への組み込みまで対応できます。試作や少量生産から量産設備への移行にも、同じバルブを活用できます。

ロボット塗布
シリンジバルブSV22
手作業塗布
シリンジバルブSV22

特長4|瞬間接着剤・嫌気性接着剤など、低~中粘度液剤に対応

SV22は、対応粘度範囲1~20,000 mPa・sで、接着剤、潤滑剤・オイル、インク、シリコーンオイルなど、幅広い液剤の塗布に対応します。
接液部にはPEEK・PTFEを使用したメタルフリー構造を採用。シール材は液剤に合わせてFKM、EPDM、FFKMから選択できます。

液剤 推奨理由・用途
瞬間接着剤 接液部にPEEK・PTFEを採用したメタルフリー仕様で、少量の点塗布や接着工程に対応します。
嫌気性接着剤 嫌気性接着剤の少量塗布や接着工程に対応します。
低~中粘度の潤滑剤・オイル 水頭差の影響を抑えた点塗布・線塗布に適しています。
インク 微小な点塗布やマーキング用途に対応します。
シリコーンオイル 50 cSt、10,000 cStのシリコーンオイルを使用し、水頭差および吐出安定性を評価済みです。
その他の液剤 粘度、接液部材質との適合性、硬化特性、フィラーの有無などを事前に確認する必要があります。
接着剤
シリンジバルブSV22
潤滑剤・オイル
シリンジバルブSV22
インク
シリンジバルブSV22
シリコーンオイル
シリンジバルブSV22

対応粘度範囲は1~20,000 mPa・s。
接着剤から潤滑剤・オイル、インクまで、低~中粘度の各種液剤に対応します。

塗布事例

シリンジバルブSV22 シリンジバルブSV22

潤滑剤の点塗布・線塗布

潤滑剤の点塗布・線塗布に対応し、一定の塗布量や線幅が求められる工程に活用できます。

インクの微小点塗布

インクの微小点塗布に対応し、マーキングや微小部への少量塗布に活用できます。

接着剤の少量塗布

瞬間接着剤・嫌気性接着剤の少量点塗布に対応し、部品の接着工程に活用できます。

推奨システム構成

SV22とバルブコントローラ「SVC720V」を組み合わせることで、バルブの駆動とシリンジ加圧を一台で制御できます。

バルブコントローラSVC720V
  • 精密レギュレーター搭載
  • 吐出時間:0.005~999.9秒
  • フットペダルによる手動吐出
  • DC5~24Vの外部I/O信号に対応
  • ロボット・自動機への組み込みが可能
  • 従来品比で吐出応答速度10%向上

シリンジ塗布の使いやすさと、バルブ塗布の安定性を一つに。

SV22は、シリンジ直下に取り付けるコンパクト設計により、水頭差による吐出量変動を大幅に改善します。

接液部メタルフリーで、瞬間接着剤や嫌気性接着剤にも対応。低~中粘度液剤の点塗布・線塗布から、ロボット・自動機への組み込みまで、幅広い塗布工程に活用できます。

導入前の塗布条件チェックリスト

液剤や塗布条件によって、最適なノズル、シール材、制御条件は異なります。
以下の項目を整理しておくことで、評価条件やシステム構成の選定がスムーズになります。

確認項目 確認内容
液剤 液剤名・種類、粘度、フィラーの有無、硬化特性
塗布形状 点塗布・線塗布、目標吐出量、塗布径・線幅
シリンジ・ノズル シリンジ容量、ノズル内径・形状
生産条件 タクトタイム、1日の吐出回数、連続運転時間
操作・制御 手作業/ロボット/自動機、外部I/O信号の有無
設備・メンテナンス 設置可能スペース、洗浄方法、部品交換・メンテナンス頻度

実液・実ワークでの事前評価により、液剤との適合性と吐出安定性をご確認いただくことをおすすめします。